オセアニア通貨下落止まらず
見通しが間違っていました。
オセアニア通貨の再下落の直接の引き金はNZのGDPが予想を下回り、マイナス成長だったことですが、良い材料は無視され悪い材料には過剰に反応するということはまだまだ下落途上ということですね。キウイ円ロングはストップがつき損切りとなりました。オージー円ロングはまだストップがついていませんが、早いうちに損切ります。
さすがにここまで下げ続けたらリバウンドするだろうという甘い読みでした。おそらくこれがドル・ユーロ・円とかだったらどんな悪材料が続いたとしてもテクニカルや日柄面の影響で反発してると思いますが、キウイは流動性が低いのでテクニカル通りに動かないのでオーバーシュートしてしまうのだと思います。実際、昨年秋のキウイ急騰時はテクニカルを全く無視した上昇でした。
キャリートレードの終焉の始まりと囁かれていますが、相場の手仕舞いは流動性の低い市場から始まるという鉄則からすると。。。アイスランドの通貨・クローナが暴落して2ヶ月も国債発行ができないでいるというニュースが気がかりです。キャリートレードの主な資金供給源である米・欧・日が利上げモードに入っているなか、新興国を潤していた過剰流動性が先進国に里帰りしはじめている証拠です。
アイスランドに比べNZは先進国ですから、NZDはまだまだ崩壊の始まりといえるかもしれません。これから、アイスランド以外の新興国の通貨が暴落すれば、いよいよオセアニア通貨の本格的な暴落、それに続き最終段階で米ドルの暴落が避けられないでしょう。米ドルは基軸通貨であるので、崩壊した新興国から逃避した資金は米国に流入するので一時的にはドル高になると思いますが、そもそも米国は膨大な双子の赤字を抱えているので、景気が悪くなり利上げできなくなった途端に資金が日・欧に還流することになり、ユーロ高・円高となるでしょう。
新興国の経済がアイスランドのみの崩壊で結局調整に終われば再度キャリートレードが復活する可能性がありますが、先進国の利上げを考えると期待薄です。8年前のアジア通貨危機前と同じような状況になってきたようです。最終局面では強烈な円高が待っていますので、リスク管理は徹底してやる必要があると思います。
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